役牌から鳴かないと絞られる?

配牌時に上記の牌3種が対子としてあるとしよう、運よく白が出てくれれば1鳴き。1索はちょっと様子見して、最悪七対子などを見てもいいか。他にもドラや出にくい牌が最終的に残る形はちょっと弱いので鳴くタイミングを見計ろう。なんて小難しいことを考えていないだろうか。
これで本当に「対々和」を狙っていると言えるだろうか。なんか防御も考えつつ、手牌が少なくなる鳴きは抑えつつ進めていたら暗刻が多くなってきて四暗刻イーシャンテン。4枚目の牌が出たのでこれをポンしてツモり三暗刻トイトイの形でテンパイ。こんなもん対々和じゃねぇ!!
その手は対々和か七対子か
対々和と七対子は切っても切れない関係である。下手に対々和を狙うと、端牌やオタ風の字牌が鳴きやすく、たまたま出た4とか8ぐらいの数牌を鳴いてその後は対子は出来るが鳴けず、そうこうしているうちにリーチなどが入り追いつめられる。
そうなると基本的には七対子を狙いつつ、暗刻が2つできた場合や、後半でも切られそうなオタ風19牌などを残した形で鳴けそうな時に対々和に向かったりする。
こういう打ち方がクレバーな打ち筋なんじゃないかと間違える人が多い。
そもそも対々和も七対子もアガリ牌は少ない
そもそも七対子も対々和もアガリ牌の枚数は異様に少ない。最大でも4枚である。こんなアガる可能性の低い役を上手く攻撃に使おうなんて虫が良すぎると思わないだろうか。槍を手にして振り回したり、打撃を与えたりするような使い方である。槍の本来の使い方は刺突である。
とにかく最速で突くのが重要だ、七対子でも対々和でも最速で突く!
最速を目指すなら鳴ける牌は絶対に見逃してはいけない。序盤で端牌を鳴いたら手牌を読まれて警戒される? 麻雀なんてのは警戒してくれてナンボなんですよ。警戒して牌を絞って手を曲げてくれるような相手なら問答無用で鳴くのが正解です。
そもそも鳴ける牌は誰が決めてるの?
対々和には鳴ければ美味しい急所のような牌が多々ある。赤を含んだ5の対子だったり、ドラ対子だったり、序盤の尖張牌なんかも滅多に出ない。しかし、そんな甘い牌があっさり出る時がある。他家の手牌状況によって出ているのだが、それは運命によって出るタイミングが決まっているようなものだ。鳴ける牌=ポンなのだ。
反対に対々和を狙っているのになかなか鳴けない時がある。牌が重なり気づけば5対子、あと1牌で七対子のテンパイといった所だ。こういった場面で切られる鳴ける牌、スルーしてしまう人は多いのでは無いか。実は5対子というのは対々和にとって無駄のない形である、しっかりと鳴いて行こう。
本当に鳴けない時は「四暗刻」をアガる時
神はしばしば鳴ける牌を切ってくれない時がある。そういう時は全く鳴けずに四暗刻の形が出来てしまう。神によっては最後の1牌すらも切ってくれずにツモり四暗刻をアガってしまう時もある。
鳴ける牌を見逃す時はオリる時
・他家のリーチ宣言牌を鳴けるが防御のために鳴かなかった→その局はオリです。
・一盃口や並びシャンポンの形なのでスルーした→その局はオリです。
・1巡目のオタ風をスルーした→その局はオリです。
対々和を狙う意志と神の選択が一致した時にこそ対々和はアガれます。中途半端な対々和狙いは必ずどこかで破綻します。最初のきっかけを逃した場合はその局自体をオリる事が重要です。

悪鬼流麻雀においてルール無用の「トイトイの構え」を編み出し、数々の大物手を蹴ってきた実績を持つ。トイツ濃度という考えを独自に進化させ、立直者に対しては決して楽をさせない打ち筋を選ぶ。座右の銘は好牌先打・尖張牌。
好きな役は「対々和」好きな雀士は「土田浩翔」



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