マーフィーの法則やフレミング左手の法則など、この世界には様々な法則がある。科学的に立証されたものや、ちょっとした実験レポートだけが先走ったオカルティックなものまでたくさんある。こういった法則は知らなければ無意識にその法則に従ってしまうものが多く、逆に知っていると麻雀対局中に有利になるようなものも存在している。
今日はそんな麻雀対局中に使える、超実戦的な法則を紹介したいと思う。○○の法則として咄嗟に出てくると少し中二病がくすぐられるだろう。
78対22の法則
世の中はすべて78対22で成り立っているという法則。
人間の体は水分78%、その他22%。地球の海の割合は78%、陸地は22%。肺呼吸は78%、皮膚呼吸は22%。このように誰が決めたかはわからないが重要なものは78対22になっているのだ。
麻雀の本質に当てはめると「運78%、実力22%」という事になるのだ。
(実戦的テクニック:空気中の7索は78%、3索含むその他は22%。つまり7索待ちのほうが良い)
損失回避の法則
人間は得をするよりも、損失を避けたいと感じる心理効果。
例えば攻めて振り込む確率が10%、攻めて和了する確率が10%だとすると損失となる振り込みを避けたいと感じオリてしまう。もちろん和了する確率が高い手や失点と得点の差が大きいといった期待値が離れている場合は除外されるが、近い数字の場合は損失を避ける方を選ぶだろう。
麻雀には「先制リーチが強い」という状態で現れやすい。失点と得点の差をしっかりと計算して、この法則に乗らないように打つと一段階成長できるだろう。
ランスの法則
物事が上手くいっている時は、余計な手を加えるなという法則。アメリカ39代カーター大統領の要職を務めていたバート・ランスの言葉である。きっと麻雀も強い。
麻雀では手なりでどんどん進む手に関しては余計な手順を付け加えないほうが良いことがわかる。
レス・イズ・モアの法則
Less is more. 物事をよりシンプルにすればするほど、残ったものがより「価値」を見出すという法則。ゴテゴテと色々付け加えるのでなく、シンプルにすればするほど残ったものが良くなるという意味だ。
麻雀ではまさに「対々和」が浮かぶだろう。わずか5種しか使わない牌、そしてシンプルにわかりやすく手牌が少なくなっていく。もちろん手牌に残るのはドラや役牌など価値のあるものだ。何事もシンプルにすれば上手く行くものだ。
決定回避の法則 / 現状維持の法則
ジャムの法則とも、人は選択肢が多くなると逆に行動を起こせなくなるという法則。たくさんの種類のジャムを用意した場合、あまりにも選択肢が多くなると人は選べなくなるというもの。
一方で現状維持の法則は、複数の選択肢があると、いつもと同じ生活や同じ暮らしを維持できるものを選択する傾向にあるという法則。ジャムで例えるならいつも買っているジャムを買うようなもの。
麻雀では何切る問題などに当てはまる。麻雀での牌選択は多くても7牌程度だが、人によっては4牌でも多く感じるだろう。そんな時に普段と同じ牌を選んでしまってないだろうか。
松竹梅の法則
三段階の選択肢があった場合、多くの人は真ん中のモノを選ぶという法則。日常生活からゲームなど様々な所で現れる法則なので知っている人も多いだろう。
麻雀においては重要度は高く、押し引きの判断でよくこの法則が垣間見える。
松:最大限の牌効率で手を広げる、竹:安牌を1枚残しながら立直に構える、梅:数々の現物を残しながら手を進める。例えばこんな感じだろうか、竹の選択肢がクレバーに思えるし実際にこれで助かるケースも多い。しかし常にこの選択だけでは手は遅れるだろう、無意識に竹を選んでしまっていないだろうか。
ツァイガルニク効果
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。恋愛などに応用される、失恋した記憶のほうが強烈に残っている現象だ。
麻雀においても悪鬼流が提唱する「悪い記憶が増えればそれだけ弱くなる」という点で覚えておきたい法則の一つである。役満テンパイだったが和了できなかった→自身が振り込んで局が終わった。こういう状況を強く記憶してしまい、同じような状況になった時にフラッシュバックする。次は違うやり方で達成しようと確率を無視した打ち方になったり、無理筋な打ち方をしてしまう。
反対に悪い記憶はすぐさま忘れることが大事だ。「対々和は振り込むことは無いからね」こういう風に自身が口に出して確認することで脳が錯覚する。
返報性の法則
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くという法則。
麻雀においては「チョンボを見逃してくれた」だったり「和了をホメてくれた」だったり「立直棒、付いてるよ」と髪に絡まった千点棒を取ってくれたりと何か施しを受けた相手からは少し遠慮してしまうというテクニックでもある。
例えば上家をホメて髪に絡まったリーチ棒を取ってあげたりすれば、いざ「染め手の鳴き仕掛け」となっても「さっきリーチ棒取ってもらったし……1牌ぐらいなら」とあまり絞ることなくキー牌を切ってくれたりする可能性が高まるのだ。誰も傷付かない最強戦略ともいえる。
ゴーレム効果 / ピグマリオン効果
ゴーレム効果とは「ある人物に対して周囲の期待が低い場合、その人物は周囲の期待通りにパフォーマンスが低下してしまう」という心理学効果。ピグマリオン効果の対義語でもある。
麻雀においてギャラリーからの期待度というのは直接的に打ち手の成績に反映されるという効果でもある。つまりギャラリーから舐められると、まさにその通りに自身の成績も下がっていくという不思議な効果だ。
これを利用するならば、負けてもらいたい雀士の後ろに立って念を送ろう「いやぁ期待ハズレですわ」「え、ここで切るんですかハェ~」「うーん、銅の間カナ?w」
シュミラクラ現象


悪鬼流麻雀においてルール無用の「トイトイの構え」を編み出し、数々の大物手を蹴ってきた実績を持つ。トイツ濃度という考えを独自に進化させ、立直者に対しては決して楽をさせない打ち筋を選ぶ。座右の銘は好牌先打・尖張牌。
好きな役は「対々和」好きな雀士は「土田浩翔」



コメント